活動日誌

「第1回保育士養成課程検討会」(厚生労働省)が開催されました。(北野副会長が参画)

令和4年5月23日(月)、第1回保育士養成課程検討会(厚生労働省)がオンラインにて開催されました。本検討会には、本会の北野久美副会長が委員として参画しています。

 第1回検討会では、幼保連携型認定こども園で働く幼稚園教諭免許状所持者の保育士資格の更なる資格取得促進を目的とした、新たな特例の創設について検討が行われました。

※現行の特例では、幼稚園教諭免許状を所持している場合、幼稚園・認定こども園・保育所等での勤務経験(3年かつ4,320時間)に加え、保育士養成施設において8単位を取得することで保育士資格を取得可能。

※新たな特例では、現行特例の勤務経験の要件(3年かつ4,320時間)に加え、幼保連携型認定こども園における保育教諭としての勤務経験を2年かつ2,880時間以上有する職員については、取得すべき8単位のうち更に2単位を取得したものとみなす。(6単位の修得とする)

※取得したものとみなす2単位の対象は「子ども家庭支援論」(2単位→1単位)と「乳児保育」(2単位→1単位)

 北野副会長からは、「要件となっている勤務経験の時間だけでは、乳児保育について十分な経験を得られていない可能性があり、乳児保育の単位を減ずることには懸念がある」「更なる特例の対象は幼保連携型認定こども園で働く保育教諭に限らなくてもよいのではないか」等の意見を発言しています。

 詳細は、厚生労働省ホームページをご参照ください。

 https://www.mhlw.go.jp/stf/25715.html