会長挨拶

ごあいさつ

 皆様こんにちは! 全国保育士会会長の北野久美です。
 全国保育士会は設立した1956年からその理念を貫いて、今年で69年となる組織です。「子どもたちの真の幸福のために保母は手をつなぎ立ち上がろう」の創設の想いの通り、子どもの育ちに寄り添える専門性の高い保育士・保育教諭や栄養士、看護師、調理員等趣旨に賛同した、全国に18万人超の会員を有する会です。
 保育の展開の柱には、「保育所保育指針」や「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」があります。高い倫理観に裏づけられた専門的知識、技術及び判断をもって子どもの保育にあたるとともに、保護者に対しても保育に関する指導を行うと児童福祉法で位置づけられている保育士(保育教諭)ですが、その行動指針として「全国保育士会倫理綱領」は策定されています。これこそ専門職としての証であり、支えにもなるものです。
 さて、会の主な活動としては、専門性を高め、自身のキャリアアップのために研修体系に基づいた研修の実施、国の制度動向への実情や根拠を示しての対応、地域社会に向けての「保育」という営みの理解促進のための発信、必要な情報収集等に取り組んでいます。また「全国保育士会被災地支援スカンポ募金」として災害に見舞われた地域やそれに伴って大変な状況下にある保育士への支援として仲間支援のための取り組みも実施しています。
 これらの取り組みは、全国にいる保育士・保育教諭等がその力を、その想いを結集するからこそ実現できます。
どうぞ全国保育士会の活動にご理解ご協力いただけますように。

全国保育士会 会長 北野 久美